木谷達昭の「木のおはなし」

Vol.4
-おんぼら〜と-


 ♪ブルブルブルブルブルックス,ブルックス♪ブルブルブルブルブルックス,ブルックス♪ラ・ラ・ラ・ラ・ラ〜♪てな具合で 陽気に始まった4回目は、前回の予告通り「フィトンチッド効果」についてお話したいと思います。
 樹木から発散される物質(樹木特有の匂いのもと)には殺菌作用があり、たとえばマツやスギはジフテリア菌を、モミは、百 日咳ビールスなどを、カシはコレラ菌などを、ユーカリは流感ビールスを退治するという効果があります。この殺菌効果のあ る微生物質をフィトンチッドと呼ぶのですが、フィット(p h y t o)は植物、チッド(c i d e)は殺すという意味をもっています。
 現在、世界各国で、循環器系の病気療養に森林を利用しようとしたり、森林療養地などが考えられています。日本でも、昔 から転地療養ということが行われていて、高山地の気候は貧血や結核回復者などに、低山地の気候は、バセドウ氏病や気管支 病の患者によいとされています。これも、きれいな空気と林間での療養が、偶然にも長期の森林浴になっていたのでしょう。 まだまだお話を続けたいのですが、今回はここまでとして次回続きの方を。
 では、プラ・ド・シェールでまた会える日を…。
by たつあき




月刊「おんぼら〜と」に掲載している
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